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温泉の特徴で探す塩化物泉

温泉の特徴で探す(塩化物泉)



塩化物泉とは?

だいたい塩辛い温泉は塩化ナトリウム(お塩)の成分が含まれているのですが、その成分が最も特徴的な泉質が塩化物泉です。
別名「熱の湯」「あたたまりの湯」などと呼ばれますが、それは、温泉の成分が皮膚について汗の蒸発を防ぐことで保温効果が高いためです。
日本では特に多い泉質のひとつです。
殺菌力も強く、皮膚疾患にも効果がありますが、皮膚の弱い人は成分の濃い塩化物泉に入ると湯ただれを起こす恐れがありますので、湯あたりにはご注意下さい。
色・香り・味
ほとんどは無色透明ですが、含まれる鉄の量によって緑色、赤褐色になったり、成分が濃い場合は白濁する場合があります。磯の香りのような弱い刺激臭、臭素臭のあるものもあり、味は塩辛く、苦味を含む場合もあります。
効能
関節痛、筋肉痛、神経痛、リウマチ、打ち身、捻挫、切り傷、火傷、慢性皮膚病、冷え症などへの効能があると言われています。
また、飲用では、胃腸病、貧血、慢性便秘などへの効能があると言われています。
主な温泉地
掲示用泉質名
塩化物泉
旧泉質名
食塩泉など
新泉質名
ナトリウム-塩化物泉など
成分条件
固形成分が1kgあたり1000mg以上含まれ、陰イオンとして塩素イオン、陽イオンとしてナトリウムイオンが主成分で結合することで、塩化ナトリウム(食塩)を構成するものです。