天翔の湯大門

天翔の湯大門は、七条通り沿いにある銭湯で、京都市内でも数少ない天然温泉の湧く銭湯です。
京都駅からはバスで20分くらいでした。
駐車場はありますが、小さくてすぐにいっぱいになってしまうようです。
入口ののれんをくぐると、横に靴箱があって、正面に番台があり、券売機で入湯券を購入して入ります。
浴室は、普通の銭湯の奥に、天然温泉の内風呂と露天風呂を増設したような作りになっています。
源泉温度が少し低いため加熱されていますが、新鮮な源泉が常に流し込まれていて、飲湯用の湧出口もありました。
湧出時は無色透明ですが、時間が経つと茶色く濁ってくるお湯のようです。
飲むと非常に濃い鉄分と苦味を感じ、塩分もやや感じました。
塩分が強くて少し鉄分を感じる塩化物泉はよくありますが、ここはその逆で鉄分の方がかなり強く感じました。
源泉にしばらく手を入れてみましたが、泡つきはほとんどありませんでした。
露天風呂はあまり大きくありませんが、普通の銭湯だということを考えれば十分満足でした。
お湯は少しだけツルツル感があり、お風呂あがりはすべすべでポカポカという感じのいい温泉でした。
持っていたペットボトルに入れて帰ったら、家に帰るまでに黄色く変わっていました。
この温泉でご飯を炊いたら想像どおりのちょっと塩味で鉄分も感じるご飯でした。